賃金増加で50万円+α!人材確保等支援助成金(人事評価改善等助成コース)について分かりやすく解説します。最初にもらえる50万円と、条件を満たすともらえる80万円の2つに分かれています。上乗せ部分が大きいですね。それでは見ていきましょう。

正社員の給料を上げたらもらえる助成金

一言で表すと、「正社員の給料を上げたらもらえる助成金」です。「人事評価改善」という名の通り、ただ給料を上げるだけじゃなくて、「これだけ頑張ったら●円だよ」みたいな制度を導入することでもらえる助成金です。

詳しいカエル
経営が好調で、「給料を上げよっかな」と考えている社長さんには大チャンスじゃ。

めんどウサギ
ただ上げるだけじゃなくて、国からお金もらえる方がいいもんね!

 

キーワードは「生産性の向上」「賃金アップ」「離職率の低下」です。この3つが助成金の目的です。

詳しいカエル
人事評価の制度と、賃金の制度を整備することでもらえるのじゃ。

めんどウサギ
何にも決めずに経営してるんだけど、この助成金はもらえないの?

詳しいカエル
新しく作ってしまえばOKじゃ。

 

中小企業や個人事業主で経営をしている人の中には、なんとなく働いている人を評価して、なんとなく給料を上げたりしているケースも多いと思います。

助成金の活用をきっかけに、一度見直してみましょう。

詳しいカエル
制度が整ってお金ももらえて一石二鳥じゃ。

人材確保等支援助成金(人事評価改善等助成コース)ってこんな助成金

  • 人事評価と賃金の制度を改善(or新しく作る)したらもらえる
  • 「生産性の向上」「賃金アップ」「離職率の低下」でもらえる
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もらうための条件は?

人事評価・賃金の制度を改善する

まずは「人事評価」って、そもそも何でしたっけ。学校で例えると成績表みたいなものです。いっぱい項目があって、1~5段階で評価されるようなイメージです。保健体育が5(すばらしい)だけど、国語とか算数は1(がんばろう)というのはあるあるですね。

詳しいカエル
会社との違いは、給料に関わってくることじゃな。

 

 

学校だったら評価が1(がんばろう)だとお母さんに怒られるだけですが、会社で1が続いてしまうと、給料も上がらないし出世もできない、みたいな話になります。

そもそも評価制度が機能していなくて、学校で先生に当たる上司や社長が「なんとなく」評価をしている場合も多いワケです。

めんどウサギ
それ僕やん。なんとなく給料決めてた。

 

では、どのように人事評価の制度を改善(作る)すればいいのか見ていきましょう。

1評価の基準

NGな例から見ていきます。「何歳になったら●円アップ」「勤続●年で●円アップ」という制度はNGです。

めんどウサギ
ストップ!年功序列!

 

実際は、日本は特に年功序列に給料が上がっていくケースが多いです。能力や業績が給料に反映される仕組みになっていても、「どんどん年数と共に上積みしていかないとなかなか上がらない」ということが多いです。NG例のように、あからさまな年功序列制度はNGというワケです。

次にOKな例。厚生労働省は、「個人の意志によって向上することが可能な項目ならOK」と言っています。

めんどウサギ
やる気とか?悪いがビジネスは結果が全てなのだよ。

詳しいカエル
面倒くさいウサギじゃのう。

 

具体的には、能力・技能・資格・コンピテンシー・努力・姿勢・情意、成果・業績などです。

評価の基準や方法は、もちろん雇っている人に公開しましょう。もちろん、給料や手当にはちゃんと反映するようにしましょう。

2評価の頻度

めんどウサギ
毎日評価するのは疲れるから嫌だなあ。人としておかしくなりそう。

詳しいカエル
1年に1回以上であればOKじゃ。

 

賃金の上げ幅

めんどウサギ
今よりどれくらい給料を上げたらいいの?

詳しいカエル
超ざっくり言うと2%じゃ。正社員への人件費が毎年1000万円なら、1020万円以上になるならOKじゃ。

 

詳しくは申請方法の記事で解説しますが、新しい制度を実施してから、1年後に給料が2%以上アップする見込みであればOKということです。これでまず50万円がもらえます。

生産性向上・賃金アップ・離職率低下をクリアする

先程までが、「改善した人事評価と賃金の制度を導入する」ことでもらえる分です。

ここからは、「導入した制度を実際に運用して目標をクリアする」ことでもらえる分です。

詳しいカエル
目標は3つの指標があるのじゃ。

 

まず1つ目の生産性向上は、こちらの記事をご参考に。

参考生産性要件とは

 

2つ目の賃金は、ざっくり2%実際に上がっていればOKです。

3つ目の離職率について。新しい制度を導入する前の1年間と、導入した後の1年間を比べて離職率が悪くなっていなければOKです。雇用保険に入っている人が300人以上いる場合には、1%以上良くなっていないといけません。

離職率の計算方法を載せておきます。
離職率(%)=離職した人数÷最初にいた人数×100
最初に全員で10人いたけど、1人辞めちゃうとします。すると「1÷10×100=10%」です。

 

めんどウサギ
それで、この3つをクリアしたらいくらもらえるの?

詳しいカエル
80万円じゃ。

 

お金モッシュうさぎ
ふぉぉぉぉぉ!!

対象になる事業主(会社)

一応こちらもまだの方はチェックしておきましょう。

参考雇用関係助成金の共通の条件とは

 

他のルールとしては、「制度を実施したことの証拠書類」を保管しておくことです。どの助成金も一緒ですね。

今回の助成金で言うと、しっかり評価をしたこと・賃金を払ったことが分かる書類を保管しておきましょう。支給申請のときに必要です。

詳しいカエル
労働局の人が審査しやすいように分かりやすくまとめて保管しておくのじゃ。

めんどウサギ
いえっさ。

もらうための条件

  • 「本人の意志で向上できる項目」で評価できる制度を導入する
  • 今までより2%以上賃金が上がる見込みのある制度を導入する
  • 制度を導入してから生産性向上、賃金アップ、離職率低下(維持)の目標をクリアする

いくらもらえるの?(支給額)

めんどウサギ
もう聞いちゃったけどね!

支給額は50万円。生産性・賃金・離職率の3つの目標クリアで+80万円です。

お金モッシュうさぎ
目標達成したら130万円!

詳しいカエル
しっかり活用してお得に会社を良くするのじゃ。

支給額

  • 50万円(生産性・賃金・離職率の3つの目標クリアで+80万円

ざっくりまとめ

人材確保等支援助成金(雇用管理制度助成コース)について解説しました。130万円は大きいですね。目標達成でもらえる80万円も、ハードルがめちゃくちゃ高いワケではありません。普通に制度を運用して、辞める人がいなければOKです。

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