人材開発支援助成金(教育訓練休暇付与コース)」の申請方法について解説していきます。4ステップでシンプルに分かりやすく申請の流れを見ていきましょう。

計画申請

よくある4ステップですね。もちろん、いきなり「有給あげたから助成金くれ!」という申請はできません。事前に計画申請が必要ですね。

前準備として、2つやることがあります。

これは、他の助成金でも必要なときがあります。人材開発支援助成金の「特定訓練コース」「一般訓練コース」の申請をするときにも必要です。

  • 職業能力開発推進者を決める(責任者)
  • 事業内職業能力開発計画を作る(会社の人材育成の方針)

めんどウサギ
なんか難しそう。

 

職業能力開発推進者とは、従業員のスキルアップや研修関連の責任者のことです。これを1人決めるだけ。

詳しいカエル
人事部の部長・課長とかでOKじゃ。研修を企画したり実施したりするときに権限がある人であればOKじゃ。

めんどウサギ
うちは人事部の部長にするよ!

 

事業内職業能力開発計画とは、会社の人材育成の方針をまとめたものです。新しくつくる場合、労働者の代表の意見を聞いて、「こんなの作ったよ!」と全員にお知らせしなければいけません。

この2つを決めたら、労働局に提出です。

詳しいカエル
具体的な書き方は別の記事で詳しく見ていくぞい。

注意点

人材育成の責任者を決めておく
人材育成の方針をまとめる(作っていない場合)
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就業規則改定

元々の就業規則に、「教育訓練を受けるときに有給を使える制度を導入するよ!」と追加します。そして労働基準監督署に提出。

めんどウサギ
何か気をつけるポイントってあるの?

詳しいカエル
「施行日」を載せることじゃ。「●日からこの制度を開始するよ!」という日付じゃ。
就業規則には、一番前か一番後ろに日付が書いています。逆に無いとダメです。チェックしておきましょう。就業規則の内容が変わる度に、「●年●月●日 施行」や「●年●月●日 施行改定」という文が付け加えられていきます。

詳しいカエル
追加した施行日までに労働基準監督署に「変更するよ!」と持って行かないとダメじゃ。

めんどウサギ
計画申請で受理印もらったら、すぐ就業規則を提出だね。

 

もちろん元々の就業規則に、「研修受けるときは有給あげますよ」というような内容が書かれていたら助成金はもらえません。チェックしておきましょう。

注意点

  • 施行日を載せる
  • 元々の就業規則をチェック

有給をあげる

就業規則の改定が終わり、施行日以降になったら制度を使ってくれる社員に有給をあげます。

めんどウサギ
業務命令じゃないやつで、社外の研修だったらOKだったっけ?

詳しいカエル
うむ。「こんな教育訓練はダメ」というものが決められておる。チェックじゃ。
  • OJT
  • 業務命令により受講させるもの
  • 通常の 事業活動として遂行されるもの
    1. コンサルタトによる経営改善の指導
    2. 品質管理のマニュアル等の作成や改善又は社内における作業環境の構築や改善
    3. 自社の経営方針・部署事業説明、績報告会販売戦略会議
    4. 社内制度、組織人事規則に関する説明
    5. QC サークル活動
    6. 自社の業務で用いる機器・端末等の操作説明
    7. 自社製品及び自社が扱う製品やサービス等の やサービス等の説明
    8. 製品の開発等ために大学等で行われる研究活動
    9. 国、 自治地帯等が 実施する入札に係る手続き等の説明等
  • 時局講演会、研究会、座談会、座談会 、大会、研究発表会、博覧会、見本市、見学会、視察旅行等
  • 労働者の休暇日に受講するもの(休暇日を振り替えたとしても助成の対象となません)
  • 事業主が催する OFF ーJT (事業主が以外の設置する教育訓練施設等に依頼して行うもの(講師派遣を含む )を含む)
人材開発支援助成金パンフレット(厚生労働省)

めんどウサギ
何か色々書いてるけど業務に関係する社外の研修とかだったらOKってことだね。

 

あとはいつ制度を利用してもらうか。施行日から3年以内です。(計画期間)

詳しいカエル
少しおさらいじゃ。

 

まず計画申請ですが、制度の施行日の6ヶ月前から1ヵ月前までに申請してねと決まっています。労働局に提出して、受理されたら(受け取ってもらえたら)施行日までに労働基準監督署に就業規則を変更しに行きます。その後、施行日から3年間が計画期間です。

めんどウサギ
なんかよく分からないけど制度がスタートして3年間、決まった人数の社員に有給をあげたらいいんだね。

注意点

  • 対象になる教育訓練を受ける社員に対して有給をあげる
  • 施行日から3間、制度を活用する

支給申請

最後に支給申請です。結構タイミングが遅いので、忘れてしまわないようにしましょう。

詳しいカエル
支給申請期間は「制度が導入されてちょうど3年後たった翌日から2ヶ月間」じゃ。

めんどウサギ
めっちゃ先やん。忘れてまうわ。

 

これは本当に注意です。忘れる人が続出するんじゃないかと思っています。就業規則に書いた制度の導入日(施行日)が平成30年の5月1日だとすると、計画期間は5月1日~平成33年の4月30日。支給申請の期間は平成33年の5月1日~6月31日です。

めんどウサギ
僕は忘れてる自身があります。

詳しいカエル
会社のホワイトボードにメモしても、3年間ジャマだしのう。労働局は教えてくれないから自分で覚えておくしかない。

めんどウサギ
Googleカレンダーにメモっておくよ!僕って天才じゃん!

注意点

3年後なので忘れないようにする

ざっくりまとめ

「え?もらえるの3年後?遅くね?」と思われたと思います。僕も思いました。「きちんと制度を運用している会社にだけ助成金をあげたい」という国の思いですね。とにかく支給申請のタイミングを忘れないようにしましょう。

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