「キャリアアップ助成金(健康診断制度コース)」の申請方法について解説していきます。4ステップでシンプルにまとめました。不支給にならないように、しっかり把握しておきましょう。

計画申請

はじめに全体像から。こんな流れで申請手続きが進んでいきます。

まずは計画申請について。毎度お馴染み「こんなプランで助成金を活用しようと思ってるよ!」という申請です。

詳しいカエル
キャリアアップ助成金は4種類コースがあるんじゃが、すべて「キャリアアップ計画書」という1種類の書類で申請できるようになっとんじゃ。

めんどウサギ
正社員化コースのやつと同じ書類ってワケだね!

ここでも1つ、注意点

健康診断に行かせるタイミングは計画申請の認定をもらってからです。

詳しいカエル
あくまで事前の申請じゃ。健康診断を実施してから申請してももらえない

めんどウサギ
アイアイサー!

注意点

まずは計画申請。健康診断を実施するのはその後から
スポンサーリンク

就業規則改定

次は就業規則。元々ある就業規則に、「有期契約労働者に健康診断を受けられる制度を導入するよ!」と追加します。労働基準監督署への提出が必要です。

めんどウサギ
どんな内容を付け加えるの?

詳しいカエル
例を載せておくから参考にするのじゃ。

 

第○条(健康診断)

会社は、契約社員およびパートタイマーに対して、次の健康診断を行う。
(1) 雇入時の健康診断
(2) 定期健康診断
(毎年1回。ただし、有害業務従事者に対しては6か月に1回)
(3)人間ドック

2 前項に係る健康診断の費用は、会社が負担する。

キャリアアップ助成金パンフレット(厚生労働省)

 

詳しいカエル
対象者に条件をつける場合は、合理的な理由でないとだめじゃ。

めんどウサギ
年齢や性別で絞るのはNGってことだね。

例えば人間ドックの「子宮がん検診」は女性のみが対象になるので、そういう場合はOKです。

詳しいカエル
ここでも元々の就業規則に注意じゃ。

 

元々の就業規則に「有期契約の人も健康診断受けられますよ」という内容が載っていれば、「既に制度を導入済み」として見られるので助成金はもらえません。

大体の就業規則には「健康診断」という項目があります。チェックしておきましょう。

注意点

元々の就業規則で制度が導入されていないかチェック

健康診断を実施する

計画申請が終わり、就業規則を改定したら健康診断を行います。

めんどウサギ
そもそも健康診断って元々やってるんじゃね?

詳しいカエル
雇入時健康診断と定期健診断は、正社員に対して実施することが決められているものじゃ。(労働安全衛生規則)それを今回は「有期雇用の人も受けられますよ!」とするのじゃ。

めんどウサギ
なるほど。僕もそろそろ健康診断行かないとヤバいなあ。

 

人間ドックに関しては、「基本健康診断」というものに加えて次の中から1つ以上選ばなければいけません。

「胃がん検診、子宮がん検診、肺がん検診、乳がん検診、大腸がん検診、歯周疾患検診、骨粗鬆症検診」です。

注意点

制度を導入した健康診断を有期契約の人に受けてもらう

支給申請

最後に支給申請です。タイミングは突然やってきます。


詳しいカエル
支給申請期間は「4人目の健康診断を実施した日を含む月分の賃金を支給した日の、翌日から起算して2か月以内」じゃ。

めんどウサギ
ちょっとよく分からない。

 

4人目が健康診断を受けた日が9月なら、9月の給料が対象者に振り込まれた日から起算になります。9月25日に6ヶ月分の給料の支払いが終わった場合、支給申請の受付期間は「9月26日~11月25日」となります。

めんどウサギ
4人目の人が健康診断を受けたらすぐに申請って覚えておこう!

注意点

4人目の人が健康診断に行ったらすぐ申請する

ざっくりまとめ

流れとしては、そんなに難しくありません。「え?健康診断3ヶ月前に行ってきたの?支給申請の期間過ぎてるじゃん!」とならないようにさえしていれば大丈夫です。

スポンサーリンク
おすすめの記事