「助成金」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。ただ「助成金ってなに?」と聞かれると良く分からないという方も多いと思うので、ざっくり解説していきます。

助成金とは?一言で表すと?

詳しいカエル
助成金とは、一言で表すと「国や自治体からもらえるお金」のことじゃよ。

めんどウサギ
うわ!いきなりうさんくさいヤツがでてきた。無視しようかな。

詳しいカエル
知っていれば数十万~数百万円もらえるが、知らなかったら1円ももらえないヤバい制度なんじゃ。おぬしは知っとるか?

めんどウサギ
え!全然知らないっす!教えてください先生!(めっちゃもらえるやん)

助成金の制度の仕組み

助成金とは、会社が国や自治体からもらえるお金のこと。株式会社などはもちろん、個人事業主でももらえる
何でこんな制度があるのかというと、「国や自治体が政策を進めたい」から。
政策に合った活動をしている会社に対して、国がお金をあげるという実は超シンプルな制度。

お金モッシュウサギ
社会貢献!ふぉぉぉぉぉ!!
例えば政府が「最近フリーターの人増えてるよね。正社員の人増やしたいよね。」と言っているときに、「おいバイト!明日から正社員として働け!」なんてことをしていると、助成金がもらえちゃいます。
他にも、雇っている人に対して、給料を上げたり、有給(休ませてあげるけど給料は払う)をあげたり、健康診断に行かせてあげたり、仕事に関係のある研修を受けてもらうことでもらえる助成金などがあります。

詳しいカエル
助成金は60種類以上あるんじゃ。毎年4月頃に助成金の種類が増えたり減ったりする。
ちゃんと調べれば、きっと活用できるものがあるはずじゃ。
助成金を活用するためには、事前に国に対して申請が必要です。「この○○○っていう助成金を使いたいんです」と、手続きをしなければいけません。つまり、せっかく助成金がもらえる取り組みをしていても、知らなかったら1円ももらえません。情報収集が肝心。
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補助金との違いって?

世間では、「助成金」と「補助金」という言葉が混合して使われがち。どちらも制度の目的は同じで「国の施策を進めるため」。しかし、次のような違いがあります。

助成金と補助金の大きな違い

助成金・・・条件さえクリアしていれば、原則誰でももらえる。(厚生労働省がやってる)
補助金・・・申請しても、審査に通過しないともらえない。  (経済産業省がやってる)

詳しいカエル
補助金は絶対にもらえるとは限らないんじゃ。
アイドルがオーディションを受けるのと一緒じゃ。

補助金は、会社や起業する人にお金をあげる制度です。例えば工場に高い機械を買ったら一部の金額が返ってくる、仕事を自動化するITシステムを買ったら一部の金額が返ってくるなど、たくさんの種類があります。

めんどウサギ
補助金って難しそう。やめといた方がいいかな。アイドル業界も今は厳しいし・・・

詳しいカエル
いや、活用できるものは全部するのじゃ。もらえるものはもらっておく。
大阪のおばちゃん精神でいくのじゃ。

めんどウサギ
イエッサー!

助成金が補助金とは違って「条件さえクリアしていれば、原則誰でももらえる」理由ですが、これにはワケがあります。補助金には国民や会社から集めた税金が使われていますが、助成金には、会社・そして働いている人が支払ったお金が使われているのです。

めんどウサギ
え、どういうこと?よく分かんない。

詳しいカエル
助成金には雇用保険のお金が使われているのじゃ。
雇用保険とは、失業保険として知られている社会保険制度の一部です。平成30年度では、業種にもよりますが一人当たりの給料の0.9%が雇用保険料として国に納められています。負担の割合は働いている人が0.3%、会社が0.6%。単純計算ですが、年収が500万円だとすると、雇用保険料は4万5千円。結構払ってますね。

助成金と補助金のお財布の違い

  • 助成金・・・雇用保険料(会社と、働いている人が払っている)つまり、雇用保険に入っていることが条件。加入年月でもらえる金額が変わるワケではありません。
  • 補助金・・・税金

めんどウサギ
自分が払ったお金が使われている制度だから、もらわなきゃ損ってことか!

詳しいカエル
その通り。何にもやましいことはない。
ただ制度が分かりにくいから「面倒くさい」と思われて活用されていないのじゃ。
わしについてくるなら、わかりやすく教えてやるぞい。

めんどウサギ
あ、なんか急に上から目線になった。無視しようかな。

助成金を活用する方法

実際に「助成金を活用しよう!」となったときに、大きく2つの手段があります。

1専門の人にお願いする

専門の人とは、社労士さんのことです。(一部では弁護士さんもやっています。)しかし、別の記事で詳しく書きますが、社労士が「どんな助成金も把握していて、申請できる」ワケではありません

社労士によって得意不得意があり、「うちではこの種類の助成金のコースだったら申請できるよ」とか「そもそも助成金申請の仕事はやってません」なんて社労士さんが大半です。もちろん助成金専門で仕事をしている方もいます。

めんどウサギ
うちの会社には専属の社労士さんがいるから、その人に任せるよ!

詳しいカエル
一度相談してみるのはアリじゃの。でもぶっちゃけ「顧問契約料で食えてるし、助成金なんて面倒な仕事は増やしたくねえんだよな」っていう社労士さんは多いぞ。人によりけりじゃが。

めんどウサギ
まじかYO!

詳しいカエル
社労士に依頼するときの料金じゃが、国から支給される助成金の20%ぐらいじゃな。100万円もらえるとしたら20万円が手数料。
注意しないといかんのは、全部丸投げはできないこと。
社労士と相談しながら申請書類の内容を決めたり、必要な書類を集めたり、なんだかんだでやることはあるぞい。助成金は申請してからもらえるまで半年~一年かかる。アフターフォローが丁寧な人もいれば、そうでない人もいるから依頼するにしても助成金の内容を把握しておくことは必要じゃ。

めんどウサギ
まじかYO!まあ一度相談してみるYO。

2自力で申請する

助成金は自分でも申請できます。全部自分でやってしまえば、手数料もかからないし、マニアックな色んな知識も身に付きます。社内の周りの人にもチヤホヤされるかもしれません。

しかし助成金を1から自分で申請しようと思ったとき、現状では次の問題がよくあります。

  • どの助成金が使えるのか分からない
  • 申請方法が分からない

めんどウサギ
うーん、確かに分からない。60種類以上もあったら名前を覚えるだけで1週間はかかる気がする。せめてS、M、Lの3種類にしてくれ。

詳しいカエル
助成金毎に活用できる条件が違うのはもちろんじゃが、
必要な書類や、書類の書き方もそれぞれ違うんじゃよ。
あと申請手続きの流れやタイミングも。

めんどウサギ
何か分かりやすくまとめられてる情報ってないの?今度焼肉おごるし教えてよ!(あれ、カエルって何食べるんだっけ)

詳しいカエル
厚生労働省のサイトに情報は公開されているが、文字が多くて大変じゃのう。あれを書いた人の精神力はすごい。本も毎年色んな団体から出版されているが、厚生労働省からの引用が多いのう。
ネット上では「申請はうちにお任せください!」系のサイトが多いから、詳しい情報ってあまり出回ってないんじゃ。自分で申請されたら仕事減っちゃうし。

めんどウサギ
そういうことなんですね。(使えないカエルだなあ)

ノリノリのカエル
大丈夫。ワシに任せるのじゃ!全て分かりやすく解説していくぞい!

お金モッシュウサギ
カエル最高!ふぉぉぉぉぉ!

助成金を活用する方法

社労士・・・まずは相談。金額と条件(どこまでしてくれるのか)を要チェック
基本は相談しながら進めていくため、ある程度の知識が必要。
自力で・・・情報収集が肝心。もちろん依頼する手数料がかからない。

ざっくりまとめ

助成金はメリットしかない制度。デメリットがあるとすれば、制度がややこしいので理解するのに時間がかかることと、手続きが面倒くさいことぐらいです。面倒くさいからと言って、活用しないのは本当にもったいない!身近な専門家に頼るだけではなく、自分自身での情報収集が大切です。

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